スイス旅行その2 モンブラン

シャモニー(Chamonix)
シャモニーは、フランスとイタリア国境にまたがるヨーロッパ最高峰モンブランの麓にある山岳リゾート地である。
冬季オリンピックの記念すべき第1回大会が開催された都市でもある。
町の広場では思い思いに楽しんでいる登山客と観光客とがあふれていた。
私たちも町をゆっくり散策し、異国の雰囲気を十分に味わった。
日没が遅いのでついついオーバーワークになってしまう。

      

      

パルマの指差す方向には、白き頂きがまぶしいモンブランが見える。
(「魔の山」と恐れられていたモンブラン登頂に初めて成功したのは医師ミシェル・ガブリエル・パカールと水晶採掘人ジャック・バルマの2人。1786年8月8日18時23分のことだ)


翌朝
さあ!いよいよモンブラン
エギュイユ・ドュ・ミディ(3,842m)展望台モンブランを間近に見られる最高所)をめざしてロープウェイに乗り込む。シャモニーの街がはるか下に遠ざかっていく。定員100人程の中は超満員でリュックを手に持つよう促され色々な国の人々と言葉は通じないが笑顔と笑顔で挨拶しながら、8分で中間地点プラン・デュ・レギュー(2,317m)へ、そこでロープウェイを乗り継ぎ(今度は少し小さめのゴンドラ)、急勾配を駆け上り8分、さらにエレベーターに乗り標高3,842mのエギーユ・デュ・ミディに到着。 シャモニーからこの間、わずか20分程で到着です。


急激に登るので添乗員さんより高山病に気をつけるよう注意事項が言い渡される
   絶対に走らないこと
   大声をださないこと
   少しでも気分が悪くなったら
     大きく深呼吸すること
     水分をとること
     アメ,チョコレートなどを食すこと
  (杞憂に終わりホット一安心)


エレベーターを降りると、そこは富士山より高い標高3,842m 
正面にこのパノラマが待っていました\(^o^)/
        ヤッホー! 
大声で叫びたい衝動に駆られたが大声は高山病の元と残念ながら胸の中で小さく ヤッホー! <(_ _)> 

真っ青な空に、延々と連なるスイス・アルプスの山々
先ず目に飛び込むモンブラン、そしてグランドジョラスの大きな岩の塊が、シャモニー針峰群が、ヴァルト峰が、遠くにはグランコンヴァンの雄大な山が見え、そのすぐ右にマッターホルンが、そしてさらにモンテローザがはっきりと見える。まるで夢のような世界である。こんな素晴らしい眺望はめったに見られないらしい。ラッキー

        

丸い頂上が標高4,807mのモンブラン
やさしい姿で私たちを迎えてくれたモンブラン ありがとう
フランス語で「白い山」を意味するその名のとおり、山頂付近は万年雪に厚く覆われ、白い山肌が美しい。
なぜかケーキのモンブランを食べたくなってしまったわたし