愛知県陶磁資料館

sakura3415162006-10-27

愛知県陶磁資料館 特別企画展

   日本のわざと美
       重要無形文化財とそれを支える人々 ―
に行ってきました。
工芸技術分野における歴代全ての人間国宝の作品(陶磁・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・手漉和紙(てすきわし)・截金(きりかね)・撥鏤(ばちる))をはじめ、重要無形文化財保持団体の作品や工程見本等が展示されており、時間のたつのも忘れて鑑賞してきました。
あんまり難しいことはわからないけれど、本物の持つりんとした姿に感激してきました。
一度に各分野の作品が鑑賞でき充実感一杯 (^o^)丿

無形文化財とは、特定の個人や団体が伝承し、体得している無形の技そのものを指す概念。
ここでは、今後の無形文化財保護を目的に、重要無形文化財保持者(人間国宝)や保持団体のわざ、無形の文化財を支える伝統的な技術や技能など、日本で継承・発展されてきた「わざ」とそこから生まれる「美」を紹介する。【同展案内文より】

特に感激を受けた作品(写真撮影は禁じられているのでパンフレットより借用)
                         
                     十四代酒井田柿右衛門:「濁手枝垂桜鉢」(1990) 
                               
音丸耕堂 彫漆布袋葵文手箱 昭和53年 文化庁蔵           角谷一圭:「馬ノ図真形釜」(1985)

特別展の後、瀬戸や美濃で作られた陶磁のこま犬の展示も見学し、一つ一つ違う表情で面白いこま犬に癒されてきました。