エジプトⅡ

sakura3415162007-03-10

今日はルクソールからエドフへ向かいます。
長距離の陸路移動には コンボイ (武装警察隊)が先導します。
エドフへは、我々のバス専用のスペシャコンボイでの移動です。途中からは警官が車内にも同乗し警護にあたってくれます。
町のあちこちには武装し、銃を構えた警官が数多く見られ、今にも引き金を引きそうな体制をしています。   こわ〜い(@_@;) 
平和な日本でのほほんと暮らす私には、緊迫感があり落ち着きません (>_<) 
車窓からの風景は、ガラベーヤ(民族衣装)をまとった人々,ロバにまたがり荷物を運ぶ農夫,作りかけの家・・・・・
のんびりした田舎の風景です。
ガイドのモハメドさんによると、エジプトの人は家を作るとき、お金が貯まったらつくりはじめ、お金が無くなると建築を休止、続きはまたお金が貯まったらつくるそうだ。のんびりしたものです.。o○ 日干しれんがの作りかけの家の屋根は椰子の葉や木で覆い、家に居住しています。そのアバウトな生活に びっくり です。
時々見かける、完成した立派な建物は、学校とモスク・・・・ という、考えられない光景です。
コンボイのお陰か(?)何事もなく無事エドフに到着しました。 ありがとう!! おまわりさん (^o^)丿

ホルス神殿
ハヤブサの形をしたホルス神に捧げられた神殿で、現在の神殿はプトレマイオス朝時代のもので、BC237年に着工し約200年かけて完成されたものです。
まず、高さ36m、幅137mの第一塔門の大きさに圧倒されます。隼の姿をしたホルス神が入口に鎮座し我々を迎えてくれます。また、神殿の外壁に施されたレリーフはどれも見事です。
               
    
コム・オンボ神殿
プトレマイオス6世が建てた神殿で、構造は同時代のホルス神殿とよく似ています。
ワニの頭のセベク神と隼の頭のハロエリス神(ホルス神の地域名)に捧げられた、珍しい二重構造をもっています。
また、医療器具やカレンダーのレリーフ,ワニのミイラなどが安置されていることで有名です。
               
      
医療器具のレリーフ             ワニのミイラ           こよみ

今日の見学が終了し、遅めの昼食に、船に乗ってレストランへ
      煮込みシチュー  
チキン・ビーフ・フィッシュの中から、チキンをチョイス♪♪♪ 久しぶりに美味しいお食事で〜す
モロヘイヤスープ(結構期待していたけれど、とてもとてもお口にあいませ〜ん) それにミックスジュース(エジプトのジュースはとっても美味しいです) 野菜が封印されているのでなおのことで〜す
また船に乗り今宵のホテルニューカタラクトへ
あのアガサ・クリスティナイル殺人事件の舞台にしたというホテル、オールドカタラクトの新館です。地続きで建設されています。
添乗員さんが、オールドカタラクト(★★★★★超一流ホテル)へ行って、中を見学してきてもOKで〜すだって。
そこはもう・・・・ぜっ〜たい見逃せません・・・・・意気揚々とお出かけ・・・・
おそるおそる中に入ると気おされるような荘厳な雰囲気です。
親切なボーイさんが写真を撮りたいかと(言葉はわからないがそんな雰囲気)「うん うん」 というとシャッターもおしてくれ、「こっちへこいこい」と部屋の方に案内してくれます。最初は二人して付いて行ったものの、途中で怖くなり「ありがとう!」といって逃げて帰りました。帰ってから添乗員さんにその話をすると、奥の方にアガサ・スウィートルームアガサ・クリスティが執筆した部屋)があるのでそれを案内してくれようとしたのではないかとのこと・・・・・・
       残念 無念 <(_ _)>   悔やんでもあとのまつり・・・・  トホホホホホ・・・・・ (-"-)
小心者で、なおかつ言葉がわからないということは、なんと情けないことかと・・・・・ついぐちが出ます
             
      向かって左側がオールドカタラクト白い建物が私たちが泊まったニューカタラク