中国の旅3(九寨溝1)


4日目 九寨溝その1(7月7日)
いよいよ今日は、待望の九寨溝観光です。

 『 童話の世界・九寨溝は、原生林が生い茂った渓谷に、大小100あまりの湖沼や瀑布が点在する景勝地である。付近にチベット族の村落である「寨」が九つあったことから九寨溝と名付けられた 』
   (現地で購入した、四川省観光 「蜀の風情」より)
九寨溝は,総延長60kmのYの字形の渓谷で,入口はYの字の最下部にあります。「世の中に、まだこんなに美しい場所があったのか……」と思わず絶句してしまうほどの景色が広がる景勝地・・・・・まさに別天地でした。
九寨溝の中は,一般車両は進入禁止で,専用チャーターバス(エコバス)に乗り換え、景勝地でミニハイキングを楽しみながら巡ります。このバスには、チベット民族衣装を纏ったガイドが同乗。かわいらしい娘さんだが、日本語は分からないらしく、なんのお話もなく、ただにっこりと座っているだけ・・・・結局我々への説明は、初日からのガイド、王波さんです。今日は「耳太郎」が大活躍です。
まず最初は、Y字型の中心にある
●諾日朗瀑布(タクジツロウバクフ)
幅320m、カメラに入りきれない壮大な滝です。320mにも及ぶ幅は中国でも最大級だという。「諾日朗」とはチベット語男神を指し「壮大、雄大」の意味だそうです。
はじめに展望台からその全景を見た後、下に降りて滝しぶきを浴びながらの見学と写真撮影です。

午前中はYの字の右側へ行きます。
●鏡海(キョウカイ) 
その名が示すように周辺の緑をくっきりと鏡に映したように見えました。名前そのもの 鏡のようです。まさに明鏡止水の風景です。




●熊猫湖(パンダカイ) 
かつてジャイアント・パンダが湖の周辺によく姿を現わしたので、それが湖名の由来になっているという。九寨溝の湖沼でもっとも魚が多く棲む湖。


●熊猫瀑布(パンダバクフ)
湖を横目に眺めながら急な階段を下ると熊猫瀑布。苔むした岩を伝う落水は風情あるたたずまいです。



  
 ●五花海(ゴカカイ)
      
ひときわ鮮やかなエメラルド・グリーンが目に飛び込んきました。太陽の当たり具合によって湖面を五色に変えるという五花海です。青々とした水の中に朽ちた老木が沈んでいる様子が鮮明に見え、魚もたくさん泳いでいます。
チベット民族衣装を着て記念撮影ができるスポットがあり、青緑の風景に鮮やかなピンクの衣装は一段と映え美しい。その美しさと呼び込みの熱心さにつられ、貸衣装に身を包みカメラに収まるクーニャン(?)たちが大勢 (^。^)y-.。o○  気恥ずかしい私は見てるだけ・・・・・うふふふふ・・・・・

●珍珠灘(チンジュタン)
珍珠とは真珠の事だそうです。
斜面をすべる水の飛沫が真珠のように見えることからついたという。広い川幅いっぱいに木道が渡されており、川の中を歩いているかのように進む。真珠がキラキラ輝いているような中をゆっくりと進みます。さらにそこから滝の横の、木道の階段を降りながら、滝を上から下までゆっくりと眺めることができ、またマイナスイオンもたっぷり受けました。




●珍珠灘瀑布(チンジュタンバクフ)
 崖を下ったそこは珍珠灘瀑布。珍珠灘の流れを引き次いで流れ落ちる水の流れは美しく見事。垂直の岩場に落下する水のカーテンはいつまでも見飽きない風情。すばらしい!!




ここまでで、午前中のハイキングと観光は終わりです。そしてY字型の真ん中「諾日朗センター」で昼食です。九寨溝の中で昼食を食べることができる唯一の施設です。とにかくものすご〜い人 人 人で一杯です。バイキング形式で、見たこともないような料理が並びちょっと尻込みするような雰囲気。でもガイドさんお勧めのジャガイモ・・・・・美味しかったこと〜〜
Y字の左側観光は午後からです(^^♪   つづきは明日・・・・・